様々な人生の形を写したドキュメンタリー
「うまれる ずっといっしょ」の上映会に行ってきました。
家族という形を再確認する映画
僕の印象はこんな感じです。
映画は三組の家族を映し出します。
・自分が実の父親ではない事を子供に伝えるか迷っている家族
・長年連れ添った妻を無くした男性とその家族
・18トリソミー障害を持って生まれた子供の家族
新しい家族を迎え入れる家族があれば、命を全うして去りゆく命を悲しむ家族がある。
そして、生まれた時から死と向き合い続けている家族。
命の美しさ、家族の素晴らしさを再確認させられる映画でした。
要所要所で、感動で涙が出てきてたのですが、上映後チームでアフリカンを演奏する時に歌を歌う瞬間が一番ヤバかったです。
「バラクランジャン 子供は大事な大事な宝物さ。どんなにたくさんの贈り物も 子供一人にはかなわないよ」
出そうな涙をぐっとこらえると声が出なくて、どうしよう!ってなってました笑
生まれてきてくれてありがとうと言える人になりたい
僕には子供がいません。
それどころかパートナーもいないので、子供以前の問題なのですが、今回の映画を見て、改めて自分の中の、家族という 形に強い憧れができてしまいました。
自分に子供ができた時、あんな風に子供に接する事が出来たらいいなぁ、奥さんに対して後悔のないように寄り添えたら素敵だなぁと考えながら見ていると、今の何も未来へ繋ぐ事が出来ない自分が情けなくて情けなくてなんとも言えない気分になりました。
以前、従姉妹の結婚式に行った時にも感じたのですが、結婚して子供が出来てというのは明確な形として未来へ繋がっています。
そんな繋げているという事が出来るのは物凄く幸せな事なんだろうなと考えるんです。
楽しい事辛い事、様々な問題があるとは思うのですが、それでも自分が命を賭してでも守れる人がいるという事って素敵ですよね。
僕はこの映画を見て、これから生まれてくる子供に、寄り添ってくれる誰かに「生まれてきてくれてありがとう」と伝えたいと思いました。
そして、「君たちは俺が守るから」と素直に伝えれる人になりたいです。
恥ずかしいですけどね。
最後に、この素晴らしい上映会を企画してくれた、松本真紀さん、そしてスタッフの皆様、お疲れさまでした。
打ち上げで終始眠そうにしててゴメンなさい!!