2016年1月24日日曜日

2016年冬アニメ「昭和元禄落語心中」がすごい!

漫画の事はよく書くけど、アニメの事は書いてませんでしたね。
僕はアニメが大好きです!
今回は、今期で最も鳥肌が立ったアニメ昭和元禄落語心中」をご紹介します。


出典:contents.oricon.co.jp



テーマは落語。昭和の時代を生きる落語家の噺

昭和最後の大名人・有楽亭八雲に、押しかけ弟子入り志願した元チンピラ・与太郎。内弟子など一切取らぬはずの八雲が、何のきまぐれか与太郎を受け入れることに……。
そこから始まる、夭逝した伝説の天才落語家・助六と、彼の影を追いながら一人落語界に残された八雲の、知られざる因縁噺とは――!?
出典:公式サイト「昭和元禄落語心中」雲田はるこ|ITAN|講談社コミックプラス


落語を知らなくても、思わず笑ってしまう迫真の演技がすごい

「昭和元禄落語心中」は声優陣がとにかく豪華!
主人公・与太郎は、エヴァンゲリオン三号機パイロット、鈴原トウジ役の関智一さん、その師匠・遊楽亭八雲は「歌はいいね。歌は心を潤してくれる」でお馴染み渚カヲル役が有名な石田彰さん。
他にも、綾波レイ役の林原めぐみさんや、加地リョウジ役の山寺宏一さん等、豪華声優陣が出演しています。

これなんてエヴァンゲリオン。

『昭和元禄落語心中』 ©雲田はるこ・講談社/落語心中協会

そんな大御所声優の皆さんが演じる寄席の演技が、鳥肌モノで一話を見終わったあと「すごいアニメだ!」と口にしたくらいです。
「声に出てた・・・」(僕だけがいない街)って言いそうになりました。


アニメや漫画をバカにするのはもったいない。

アニメを好きだ、漫画を好きだというと、大抵の人がオタク趣味だと少しだけ過小評価する人が多いです。

しかしこんな事を言われた事があります。
「うえにゃんは色んな事を知ってるね」
そのほとんどはアニメや漫画の知識だったりします

星の漫画、習字の漫画、料理の漫画・・・・
一見ただの萌えアニメなのに、出てくるセリフは知識の宝庫だったりするので侮れません。

今の世の中、ネットで色んな事を調べる事が出来るので、本当に存在する話を題材にする場合は作者も本気です。嘘が書けない、なので作者は本気で調べつくしています。
という事はそこは知識の宝庫になり得るのです

ワンピースやNARUTOは許せても、他のアニメは気持ち悪いっていうのはどういう心理なのでしょうか?
ドラマが良くてアニメはダメだっていうのも良くわかりません。
僕はそれはただの見栄っぱりだと思っています
少し頭を柔らかくして受け入れると、世界はものすごく広がります

今回は、今まで知りえなかった落語の世界に触れる事が出来ました。
落語なんてよくわかっていないのに、その落語のアニメを見て僕は笑ってしまい、本物の落語を見たくなりました

今まで知らなかった文化を、日本が誇るアニメや漫画を通して知る事が出来るのは、本当に素晴らしい事です。
皆さんも、ぜひ嫌煙せずにアニメや漫画を見てみる事をお勧めします。




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