10月21日より18日間、秋から冬への土用に入ります。
(画像:太陽系時空間地図 地球暦公式HPより)
土用の丑の日、なんて聞くけどつまるところ土用って何??
土用とは・・・
土用(どよう)とは、五行に由来する暦の雑節である。1年のうち不連続な4つの期間で、四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前約18日間ずつである。
俗には、夏の土用(立秋直前)を指すことが多く[1]、夏の土用の丑の日には鰻を食べる習慣がある。
各土用の最初の日を土用の入り(どようのいり)と呼ぶ。最後の日は節分である。(出店:wikipedia)
つまり、旧暦の季節の変わり目のである「立◯」の前18日間が全て土用という事になります。
夏から秋に変わる土用で、その中で回ってくる丑の日 に鰻を食べて夏を元気に過ごそうという習慣がありますね。
土用の時はどう過ごす?
僕は以前、地球暦という物のワークショップを受けました。
その時に教わったのは、土用はメンテナンスの 時と教えられました。
この期間は土の日とも呼ばれ、土仕事や、家の基礎を作る事がタブーとされているようです。
地球の運行は体感しやすく、変化の多い今の時期は波に乗りやすいものです。
一年のなかで、人が夏の気配を感じは始める11月上旬と、その反対側の5月上旬は、人、物、金など経済的な循環が活発になるとき。夏が流動的で開放感に惹かれて動くのに対し、冬は固定的で安定感を求めて動いていきます。
そのエネルギーの流れに合わせて、生活に安心感をもたらす演出をしてきましょう。準備をしておくことで、12月中旬の年末の方向性がはっきりします。
飲食業、服飾業では冬のメニューやコレクションなどの切り替えを積極的に行っていきましょう。
土用は季節の波に乗りやすく、結果を出しやすいときですから、この18日間で冬へのシフトのための種をまきましょう。同時に、体調を崩しやすいときでもあります。体調管理も心がけていきましょう。(出典:太陽系時空間地図 地球暦公式HPより)
太陽系の惑星と地球、そして暦の関係性を感じれる地球歴
僕は地球暦をある意味で崇拝しています。
太陽系にある惑星と、今自分がいる場所との関係性、そして流れる季節と、昔の人が決めた暦と月との関係性が手に取る様にわかるからです。
その関係性を理解し、月と暦の波に身をまかせると、不思議といろんな事がタイミングよく合わさって来ます。
例えば、大きな変化がある時は暦の上でも大きな移り変わりの時であったり、毎月何か変化がある時は、月が満ちていたり朔であったりします。
偶然の様な、必然の様な。
これは決してスピリチュアルではありません。
現実に体験して、自分自身が認識できる事です。
考案者の杉山開智さんは農作業をしながら、今の暦と季節のズレに疑問を抱き、この地球暦を作ったと聞きました。
日本には、単純に春、夏、秋、冬の中に、二十四節季七十二候というとても美しい季節を表す言葉があります。
毎日忙しいでしょうが、時には穏やかに日本の季節を感じて見てはいかがでしょう?
特にこれからの18日間、体調を壊しやすい時期になります。ゆっくりとメンテナンスをしながら、旧暦の言葉たちに想いを馳せるのもいいのでは?
以下の本はとてもオススメですよ。
白井 明大
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