もういい年だし、自分の経験や知識を誰かに伝える為にはまず話し方を改善しようと思い、この本を手にとってみました。
とても読みやすくてサクサク読めました。
大人の気づかいが出来る大人になりたい
僕はどちらかというと、自尊心が強くて、承認欲求が強く、しゃべる時も自分がまず率先して話をしたいというタイプだと自覚しています。
そんな自分の話し方や態度が少し気になり始めました。
これからいろいろな事をするにあたりステップアップの一つとして、まずは大人の気づかいが出来るようになりたいなと思いました。
パターンに応じた話し方の処世術が書かれている
誰かを褒める時はこんな感じが、説得する時はこんな例が、とか、よくある物であれば出会った人の名前を忘れた時の対処法なども書かれています。
ユーモアのある話し方の項目などは、思わず笑ってしまうような会話がたくさんあり、こんな喋り方ができたらいいなと思わされました。
聞き上手になる事を目指す
誰かと話しをしている時に、間に入って割り込む傾向があります。
これは以前言われた事なのですが、漫画をよく読んでいる人は、相手の言いたい事を先読みして、前のめりに会話してしまう人が多いと言われました。
聞き上手になり、話しをする相手に興味を持つ事、自分優位ではなくする事がまず気づかいの一つだなと、この本を読んで感じました。
一つ上の人間になる為の喋り方のステップアップが出来る本です。
読みやすくて作者の福田さんの他の本も読みたくなりました。
“大人の気づかい”ができる人の話し方: 相手の心をつかむ「とっておきの一言」 (単行本)
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福田 健
三笠書房
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